やさぐれ男のメモ帳

たまにはひとりでコーヒーゼリーでも

レフティーモンスターが暴れる日

サッカーではよく左利きで、強いキック力のある選手をレフティーモンスターと呼ぶことがある。


私の友人にも1人いる。大学時代に一緒にサッカーをやっていたOという左利きの選手だ。
彼は、大学最後の試合に向けて準備をしている中、寮の風呂場前で転倒し、左ひざの靭帯を損傷してしまう。試合まであと2ヶ月を切ったところだった。

順調に回復すれば、十分間に合うのだがOは、治りかけでスキーに出かけて、同じところを痛めて帰ってきた。運が悪いとしか言いようがない。
いつか弾丸ミドルシュートがみたいと願うばかり。

そんな時にもう1人がケガをしてしまった。練習試合で、ボールコントロールミスで球乗りしてしまい、転倒。足首の靭帯損傷だった。幸いギリギリ試合には間に合ったが、いつも通りのパフォーマンスは発揮できなかった。


そういえば、もう1人レフティーモンスターがいたのを思い出した。現在、介護福祉士のN。
サイドバックだか、ウイングより高い位置にいることが多い。アグレッシブな奴だ。

「ちゃんと戻れよ」とみんなからバッシングを受けながらも、そのスタンスを崩さない図太さは、きっと仕事をする上で役に立っているはず。

レフティーモンスターは『何か持っている』そんな思いがあるような、ないような。

そういえば、試合前に牛乳を1リットル飲んできた人もいた。その人も左利きだった。試合開始数分で気持ちが悪くなり、交代してしまったが(笑)